登録番号 499
資料番号 167-5
名称
るび つき
種類 土師器
寸法
高さ 34 30 奥行き 0
口径 0 重量 3490
色調
内面色調 10YR5/4 外面色調 7.5YR4/6 胎土色調 10YR4/1
遺物観察 胴部には中央部付近から底部にかけ斜めに大きな亀裂が走っており、この亀裂を境として断面は大きく崩れている。調整は外面刷毛目後削り後、軽いミガキ、内面刷毛目後口縁部のみ横方向ナデである。器形の特色は口縁部がやや折れ曲る様に直立ぎみに立ち上がり「く」の字状の断面をなしている点で、口縁に1ないし2条の沈線が見られる。
出土状況
収蔵場所 遺物収蔵庫⑤列4-1(ケース番号67)
備考1
備考2
備考3 亀裂について、埋没時の土圧によるものか或いは焼成時、使用時のいずれのものなのか陶芸家で二戸市文化財調査委員の小野寺堅司氏に見ていただき、うかがったところ、焼成時のものであると考えられ、従って失敗作であるが木の実等の固形物の保存等に用いたものではないかという事であった。尚、検出時、この土器内部は竪穴下部の埋土と同様の黒色シルトがつまっていた。
修復記録
遺跡名 中曽根Ⅱ遺跡
遺構名 竪穴住居址167号址
出土層位 かまど右脇
調査年 1978
掲載報告書名 中曽根Ⅱ遺跡発掘調査報告書
掲載報告書登録番号 二戸市教育委員会No3
報告書図面番号 P162 167号址5
報告書写真図版番号
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