登録番号 5437
資料番号 98
名称
るび つぼ
種類 縄文土器
寸法
高さ 0.913 11.715 奥行き 8.99
口径 0 重量 120
色調
内面色調 5YR6/6 外面色調 7.5YR3/2 胎土色調 5YR6/6
遺物観察 平行沈線、外面に丁寧なミガキ
出土状況 遺物は、上層からの出土が多い。土器では第Ⅲ群E類~G類の深鉢、鉢、台付鉢、等が出土した。遠賀川系壺は7層から出土しており、胎土に比較的多くの砂礫が含まれており、器面の3~4ヵ所に黒斑が認められ、全体の色調は赤味がかっている。頸部と体部の境界には浅い1本の平行沈線が施され、口唇部には面取りが行われている。また器面の内外面が磨かれており、特に口縁部内外面は入念な磨きが行われている。器形は口縁部が大きく開き、最大径付近での屈曲が非常に強い。残存部分の高さは11.8cm、幅は21.2cmである。なお、石囲炉埋設土器が第Ⅲ群E類~F類に比定されることから、遠賀川系壺及び第Ⅲ群G類に比定される遺物は本遺構にちょくせつ伴うものではなく、後世の投込みもしくは流れ込みによるものと考えられる。
収蔵場所 特別遺物収蔵庫(ケース番号183)
備考1 県指定有形文化財・考古資料、頸部径推定6.80cm
備考2
備考3
修復記録
遺跡名 上杉沢遺跡
遺構名 26号住3層
出土層位 SI-009 No.75
調査年 2001
掲載報告書名 岩手県二戸郡浄法寺町 上杉沢遺跡
掲載報告書登録番号 岩手県浄法寺教委 No.13
報告書図面番号 P185 第92図 26号竪穴住居跡出土遺物 98
報告書写真図版番号 P309 写真図版58 26号竪穴住居跡出土遺物 98
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