天台寺とともに歴史を歩み、古くから漆の産地として知られる浄法寺。当館には漆に関わる資料が多数収蔵されており、そのうちの3,832点が国の重要有形文化財に指定されています。他の資料とあわせて、北東北に生きた人々の暮らしや歴史を振り返ることができます。
現在「殺し掻き」という技法で行われている漆の採取。そのための道具や古い漆器などが展示されています。
■漆掻きの道具
■木地師・塗師の道具
■浄法寺の漆器
■漆蝋・アバギ関係資料
かつてウルシの実は蝋の原料となり、樹液を採ったあとの木は、漁網の浮き(アバギ)に加工されました。
ウルシと人との深い関わりをご覧ください。
いにしえの人々は厳しい自然の中で生き抜くための、さまざまな知恵を持っていました。樹皮を編んで道具を作り、米以外の植物にも、日々の糧を求めています。見たことのない道具があるかもしれません。先人の知恵と技術に関心させられるコーナーです。
■機織道具
■農具・生活用具
■樹皮を用いた製品
北東北の古刹・天台寺の歴史を伝える資料のほか、庶民の信仰を集めたオシラサマや子安様など、個性的なカミサマを紹介しています。
■天台寺関連資料
■オシラサマ
■子安様
■飯近の観音様・権現様
◆二戸市指定文化財:コナサセ(産婆)道具
◆二戸市指定文化財:田山暦(めくら暦)
◆捕縄人形
◆浄法寺銭座鋳銭道具
〒028-6942
二戸市浄法寺町御山久保35
TEL 0195-38-3464(FAX兼用)